瀬戸大橋では、瀬戸内の雄大な眺めを楽しみながら、のんびりと進みます。そう、タンデムではパッセンジャーに自然に気を遣うので、ペースはいつもよりゆっくり。その分、景色を楽しんだり、会話を楽しんだりと、ソロライドとは違う魅力にあふれていました。
ライディングの面白さだけを追い求めるとソロの方が身軽ですが、バイクを使った遊び方のひとつとして、タンデムもいいものだな、と思いました。
さて、斎藤さんご夫婦は、2人ともライダー。やっぱりこんな感想が飛び出しました。
斎藤・妻 楽しいし、後ろに乗ってるだけだからラクなんだけど、することなくてヒマ。眠くなりました。
難波 ははは、ふだん自分で運転してるだけに、余計そう感じるのかもしれませんね〜。眠くなるってことは、それだけご主人のライディングがスムーズだってことですよ。
斎藤・妻 いえ、それが結構怖かったんです(笑)。難波さんの後席を体験させてもらった時は、怖くなかったのになあ。
斎藤・夫 それは僕も同じ。全然怖くなかった。加速、旋回、減速とすべてがすごくスムーズで、ギクシャクしないんですよね。すごく安心でした。旋回中も、難波さんはほとんど何もしていないように感じましたよ。
難波 はっはっは、皆さんより少しは多くバイクに乗ってますからね。でもこのスムーズさっていうのは、すごく大事なことなんですよ。
いつも例に出しますが、MotoGPのバレンティーノ・ロッシ選手の走りをよく見ると、そんなに激しい動きはしていないんですよ。激しいレースの最中でも、ラフな操作は一切せず、すべての動作をスムーズにつなげるようにコントロールしているんです。
斎藤・夫 難波さんの後ろに乗せてもらった時は、どの段階からスロットルを開けているのか、よく分からなかったほどでした。それなのに速い!
難波 すべてはGなんですよ。加速、減速、旋回と、すべてG。それをいかに感じ取って、意図的に、滑らかにつなげられるかってところですかね。
斎藤・夫 具体的にはどうすれば…?
難波 それは企業秘密(笑)。でも実際、たくさん経験して体得するものだと思います。スムーズな操作とGを常に意識して、たくさん乗ることかな。こればっかりはテクニックでどうにかなるものじゃないですから、焦らずバイクと付き合っていきましょう!
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| こまめに休息をはさみながら進む、タンデムの旅。僕のバイクライフは走り一辺倒で、「バイクは孤独な乗り物なんだ!」なんて思っていましたが、目的地でゆっくり過ごしたり、走りながらの会話を楽しんだりと、余裕のあるタンデムツーリングもいいものだな、と思いました。 |
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