vol.20 YSP高知の仲間たちと

美しい自然の中を共に走る気持ちいい仲間たちがいる


温暖な気候、そして複雑な地形が
独特の風土を作り上げている南国・土佐。
ツーリングネタも実に豊富な土地柄で、
どこに行っても走り応え・食べ応え十分!
仲間たちとの一時は、かけがえのないものに。
 突然ですが、問題です。高知と言えば!? 高知と言えば皿鉢料理! 高知と言えばカツオ! 高知と言えば土佐犬、桂浜、はりまや橋、旨い酒、台風、そして何と言っても坂本龍馬! もちろんどれも正解です。それぐらい独自の文化!? を持つ高知。1日ではとてもそのすべてを堪能し切れませんでしたが、それでもバラエティに富んだ旅を楽しむことができました。
 何と言っても、寒空のもとYSP高知に集まってくれた7人の仲間たちが元気全開! さすが、龍馬の末裔「いごっそう」たちは、明るくて気前がよくてちょっとガンコで大酒飲みで!? 笑いの絶えない1日となりました。
 店を出発してまず向かったのは桂浜。地元の皆さんにとってはあまりに身近すぎて「むしろ新鮮」だったよう。そこで何があったかは下をご覧いただくとして……。
 XJR1200に乗る立石順宏さんからは、こんな相談を受けました。

立石 バイクで走っている時、何だかフロントタイヤが逃げていってしまうような気がするんですよね。だから怖くて。これって、何なんでしょうか?
難波 ああ、フロントタイヤは放っとくと逃げ出すクセがあるんですよ。しっかり捕まえておかないと。ほら、そこにも野良フロントタイヤが。
立石 いませんから、そんなの(笑)。
難波 マジメに答えると、路面のうねりやワダチ、それに微妙な逆バンクを、立石さんが敏感に感じ取っているんだと思います。ライディング中は常に逃げていく感じがします?
立石 いえ、たまになんですよ。
難波 だとしたら間違いなくそうでしょう。大切なのは、できるだけ前方に視線を送って、少しでも先の状況を予測しながら走ること。視線が近くなればなるほど、路面状況の変化への対応が遅れるんです。

 

 街を抜け、横浪黒潮ラインへと向かいます。リアス式海岸沿いのこの道は、アップダウンのあるワインディング。昔は有料道路だったとかで、ときおり遠景に海が望め、景色とライディングの両方を楽しめる、走り応えのある道です。バイク談義も熱がこもってきました。XJR1300の浜岡誠二さん、そしてロイヤルスターに乗る谷口圭さんとの会話です。
イク談義です。

浜岡 コーナーへの進入で、ブレーキングを終えるタイミングがもうひとつつかみきれないんです。
難波 ブレーキングはヌメヌメしてるから、しっかり両手で、ウナギをつかまえる要領で、こう……。
一同 だ・か・ら!
難波 お、みんなマジですね。バイクは楽しまなくっちゃ。基本的にはフロントブレーキがかかり、バイクがやや前下がりの姿勢のほうが旋回しやすいんです。その状態からバンクさせることで、直進しようとする力に打ち勝って旋回してるんですよ。
谷口 ブレーキを引きずりながら進入すると、よく曲がりますよね?
難波 そうそう! それもテクニックのひとつですね。直線区間で基本的な減速は終わらせておくのが鉄則ですが、その後軽くレバーに指を当てる程度にブレーキング状態を保って倒し込んでいくことで、コーナリング初期の旋回性を引き出すことができるんです。そして一番スピードが落ちた瞬間を利用して、積極的に向きを変える。ポイントは、常に目線を遠くへ送って、先を読むことですよ。
ああ、マジメな話をするとお腹が空くなあ!(笑)

 


 高知は食の楽しみも盛りだくさん。たっぷり走ってたらふく食べた後は、気持ちよ〜くお腹をさすりながら島村潔さんとタンデムトーク。

島村 カミさんや子供とタンデムをするうえで、何か気を付けたほうがいいことはありませんか?
難波 ああ、子供はすぐ寝ちゃうから。
島村 たまにね(笑)。
難波 一番大切なのは、バイクがどう動くかを後席の人にも知ってもらうこと。ライダーとパッセンジャーのコミュニケーションが大事ですよ。
島村 それならウチは大丈夫。ちゃんと「頼むから動かんで荷物になってくれ」って言ってますから(笑)。
難波 家族にそれを言えるとは、さすが土佐の男は違う!(笑)

 気っぷのいい「いごっそう」たちとの旅は、あっという間に時間が過ぎていくのでした。

 

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Shall We Go?
高知県・桂浜
龍馬に会える! 高知観光の拠点
 「高知と言えば!?」クイズで最も多い解答の第1位は坂本龍馬! そして第2位は桂浜! と勝手に決めつけてみましたが、桂浜と坂本龍馬像は同時に楽しめるオトクな観光パックです。
 全高13m、例のポーズで太平洋ににらみをきかせる龍馬像は、龍馬激動の立志伝を思わせてくれて、なかなか男心をくすぐってくれます。よじ登ろうなんてしてませんから、念のため。
 そして龍馬像の足下に広がる桂浜は、美しい浜辺で有名です。それを誰ですか。いろんなポーズで遊んでいるのは……。あ、僕だ。遊歩道が整備されていて、散策も楽しめますよ。
 他にも坂本龍馬記念館など見所たっぷり。ちょっとベタかもしれませんが、これはぜひ足を運ぶべき必須観光スポット、ですね!
桂浜で遊んでいたら龍馬に叱られました。この龍馬像、'99年に改修されたもの。まだ若くて気も短い?
桂浜流大の字ジャンプ
桂浜流海の男
桂浜流黄昏体育座り

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Gourmet This Month
難波流食わずにおれる渇っ! in土佐
 海の幸・山の幸に恵まれた南国土佐は、1日では食べきれないほどの食の宝庫。せっかくだから少しでも……ということで、カツオ、クジラ、そして隠れた名物・鍋焼きラーメンを頂いてみました。どれも非常においしく、食べ応えも十分なのですが、うーん、まだ物足りない! 探せばもっと楽しい土佐ならではの食にありつけそうです。グルメツアーも楽しめそうな高知。これは日を改めて再チャレンジしてみねば!
桂浜でイケそうな海草発見! でも食べてくれたのはなぜか谷口さんだけ。おいしかったのにな。
四万十川の沈下橋をめざす途中、須崎市名物の鍋焼きラーメンにトライ! アツアツグツグツ煮え、冷えた体には最高でした。 桂浜周辺の観光センターでは、海の幸が堪能できます。ドーンとカツオ入りのうどんやクジラのタタキなど、ボリューム満点!

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今月の闘犬
ワイルドな闘いっぷりに降参!
 闘犬を見ずに帰れるか! と鼻息も荒く、意気揚々と訪れた土佐闘犬センター(高知市浦戸6/電話088-842-3315)。地元土佐っ子たちもあまり見たことがないというので、行ってみました。1人2000円の入場料はちょっと高めなんじゃないの? なんて思いつつ始まった闘技を見たらもう! 実は取材ルートの兼ね合いで朝一番のイベントがこの闘犬だったのですが、剥き出しの唸り声や血しぶきが飛び交う闘技はワイルドかつ壮絶! その闘いっぷりに完全ノックアウトで、朝から疲れ切ってしまいました。はっきり言って2000円は安い! ぜひ犬たちの治療費に充ててあげてください……。
闘犬センターの看板前にて。この時はまだ事態の深刻さに気付かず、無邪気です。 まずは化粧回し装着の横綱の登場! 接近しての撮影もOKで盛り上がりました。 最初のうちは「おおー」なんて言ったりしてましたが、あまりの真剣勝負っぷりにいつしか無言に。 順路の最後は子犬とのふれあいコーナー。ふれあいまくったおかげで、心癒されました。

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地域No.1のバイクライフサポーター

 とにかく広い店構えに、ちょっとビックリしながらYSP高知にお邪魔しました。店先には知る人ぞ知る名車の数々が置かれていたりして、どんなにガンコな土佐男が待っているのかな、と思いきや、YSP高知の掛水義男社長はとっても優しいお人柄。これなら気軽に立ち寄れそうです。

難波 高知県下、唯一のYSPだそうですね。
掛水 そうなんです。でも、その状況にあぐらをかかずに、いつもハイレベルをめざしていこうと心がけているんですよ。
難波 おっと、いきなり核心に迫りましたね(笑)。それにしても大きい店構えには圧倒されちゃいました。
掛水 店舗自体は'04年8月にリニューアルしたんです。広さは230坪あるんですよ。新車から中古車まで、豊富な在庫を用意しています。
難波 ところで、高知のお客さんって、どんなお人柄なんですか?
掛水 ウワサ話がすぐに広がるんですよ。だから悪いことはできない(笑)。マジメな話、ショップ運営のうえでも、クレーム対応はしっかりするように、常に緊張感を持つようにしています。逆に、いい評判が立てば、お客さんがお客さんを呼んでくれるんですよ。
難波 確かに仲間たちの結束はなかなかのものでした(笑)。
掛水 月1回程度のツーリングのほか、年1回は家族ぐるみで楽しめるイベントを企画しています。
難波 小さいお子さんがいたら、闘犬はちょっと避けておいた方がいいかも。大人でもかなりグッタリしましたよ。
掛水 ははは、土佐っ子はそれぐらいじゃメゲませんよ!


取材協力ショップ
YSP高知

高知県高知市大津乙1157 TEL:088-866-0013
営業時間/9:00〜19:00 定休日/毎週水曜日・年末年始・GW・お盆(不定)

「ビッグバイクからスクーターまで、ツーリングからカスタムまで、ヤマハ車のことなら何でもご相談を。迅速なサービス体制とメカの職人たちを用意して、あなたのバイクライフを全力でサポートします。また純正パーツや用品も、ネジ1本から喜んでご注文をお受けします。ぜひお気軽にお越しください」(掛水社長)

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