vol.32 YSP浜北大橋の仲間たちと


バイクでお店を出発し、
そば打ち体験でお腹を満たして、
YSP浜北大橋の専用オフロードコースへ! 
そして再びツーリングして帰るという
超充実メニューの1日。

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1. RIDING Q&A
マシンコントロールを学ぶならオフロード

あらゆる挙動を体験し 先読みの制度を高める
 最近のビッグマシンはポテンシャルが高く、ライディングのほとんどをバイクがカバーしてくれるほど。それだけに「乗せてもらっている」状態に陥りがちです。もちろん、楽しければそれでOKなのですが、気を付けたいのは未体験の挙動が起きた時。始まりは大きな問題ではなかったのに、とっさに反応できず、あっという間に深刻なトラブルにふくらむ…。速度域が高く、重量もあるビッグマシン+オンロードでは、常にその可能性があります。
 その点、オフロードは路面グリップが低いため、軽くパワーのないバイクでさまざまな挙動や対処法が自然に身に付きます。タイヤのグリップやトラクション、ていねいなスロットル操作の大切さ、スライドコントロール、深いリーンアングルなどなど、ビッグマシン+オンロードではなかなか味わえない世界を、気軽に体験できるんです。
 また、オフロードは転ぶのが当たり前。安全装備をしっかり整え、思いっ切りトライし、転んで、リカバーを繰り返すうち、「自分でバイクを操っている!」と自信が持てるはずです。
 前向きな気持ちで練習を重ねるうちに、さまざまなバイクの挙動に脊髄反射的に瞬時に反応できるようになります。こうなればしめたもの! 「今どうするか」ではなく「この先どうなるか」を予測してのライディングに変化し、目線もどんどん先に送られて、より早く目からの情報も手に入れられます。
 こうしてオフロードで先読みの精度を高めることは、間違いなくオンロードでも役立ちます。今まで以上に余裕を持って安全にバイクを楽しめる自分に気が付くはずですよ!

 
広場にパイロンを置きタイム競争。IAライダー太田満さんに0.2秒差で敗れた難波さん、「今日はこれぐらいで許してやるか」と負けを認めず。

YSP浜北大橋が管理するコースで練習。思いっ切り走れるクローズドオフロードコースは、半日走るだけでも話のネタが尽きない。

10年前にエンデューロをしていた冨永健吾さん。「ずっとオフロードばかりでしたが、すぐXJRを乗りこなせるようになりましたよ!」

「面白いなぁ! ハマりそう」とオフ初体験の高林秀光さん。「軽いからバイクに振り回されない。やってみるもんだね!」と笑顔。
お手本を見せてくれたのは、全日本MXライダーの内山慎太郎さん(左)と太田満さん。

グングン伸びる キッズライダー
 ツーリングにタンデム参加し、オフロードバイクも体験したチカラくんとフーガくん。慎重派のチカラくん、思い切りのいいフーガくんと、タイプは違えどめきめき上達していったのは同じだった。「経験がない分、素直に受け入れられるのが子供の強みだよね。人間本来のバランス感覚がストレートに発揮されるんだと思う。それに、子供は失敗を恐れない。だから成功するんだ」と難波さん。一部のオトナには耳の痛い話である…。「子供には、大人が無邪気に遊ぶ姿を見せることも大事なんじゃないかな」


 
ちょっと怖がり!? 「何が面白いんだよ〜!」とチカラくんは泣き言も。でも泥にまみれてやっぱりうれしそう。   何につけても楽しそうな笑顔を見せてくれたフーガくん。なかなかのチャレンジ魂でオフロードを楽しんでいた。

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2.Give it a TRY!!
相当ハマる奥深さ チャレンジ! そば打ち

オフロード関連のページ占有率が高い今回の「今日バイ」、実はメインイベントはそば打ち。なぜならそば打ちに失敗すれば食事ヌキ。命がけだ。訪れたのは「かあさんの店」の名に恥じぬおっかさん的女性陣が出迎えてくれる「道の駅くんま」。そば打ち先生・高橋薫さんは、小ギャグを織り交ぜ緊張する我々を和ませてくれた。工程は左記を参照していただくとして、完成したそばは絶品! 成功の要因は先生の強力な手出しのおかげだが、「これで昼飯が食える」と安堵のため息をつきながらコシがあって本当に旨いそばに舌鼓を打ちまくる一同であった。
DATA
■道の駅くんま「かあさんの店」
■住所:〒431-3641静岡県浜松市熊1976の1
■電話:0539-29-0636
■営業時間:9時30分〜17時(毎週木曜日休)
■アクセス:東名高速浜松ICより天竜東栄線で約1時間
■そば打ち体験受付時間:9時30分〜15時(所要約30分)
■そば打ち体験料金:2100円(500g・5〜6人分)

気候に応じ水量を加減してそば粉と水を混ぜる。大人数でなくても可。   立て膝をつき体重をかけながらまとめる。耳たぶぐらいの硬さが目安。   外へ力をかけて押し広げるように。思わず手を出したくなる魅惑の工程。

上手にのすと四隅が直角に。ちなみに書かれているのはヤマハの「マ」。   目標2mm幅だが、最後は集中力が切れ大ざっぱに。茹ではお店任せ。    

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3. Person in the
YSP
バイクの夢と可能性を信じて
YSP浜北大橋
太田 徳次
社長

 天竜の山中に、YSP浜北大橋が所有する専用オフロードコースがある。もともとは牧草地。今はまだ完全に準備が整っているわけではないが、将来的には「ツーリングがてら立ち寄ってもらい、『ちょっと遊んで行こうか』と気軽にオフロードを楽しんでいただけるような施設にしていきたい」という夢を、太田徳次社長は持っている。
 もともと市販モトクロッサーYZシリーズの開発に携わっていた。息子の満さんは現役の全日本モトクロス国際A級ライダーだ。オフロードでの経験があるから、自分と息子の今がある。だから少しでも、オフロードの世界に恩返しがしたい…。そんな思いが、太田さんを突き動かしている。
 広い視野の持ち主。幼少の頃からモトクロスに親しんでいた満さんが中学生になった時、「3年間はバイクに乗るな」と命じた。「世の中はモトクロスだけじゃない。いろいろな生き方、選択肢があることを知ってほしかったんです」。満さんは言いつけ通りにバイクから離れ、テニスに打ち込んだ。県大会に出るほどの腕前となったが、高校生になった時、「やっぱりバイクに乗りたい」と、自分の意思でモトクロスを再開した。「本当に自分はバイクが好きなんだということを確認することができた。意味のある3年間でした」と満さんは振り返る。
 「バイクからは、いろいろなことが学べる」と太田社長は言う。「オフロード遊びを通じて、親子のコミュニケーション、会話が増える。遊んだ後は一緒に風呂に入って、スキンシップにもつながるといいな、と思っているんです。教育というと大げさですが、オフロード遊びにはそういう側面がある。社会にバイクを認めてもらうための、可能性のひとつだと信じています」


取材協力ショップ
YSP浜北大橋

静岡県浜松市永島872の2 TEL:053-586-6860
営業時間/9:30〜19:00 定休日/毎週水曜日

「ヤマハのバイクは、私にとって子供のようなもの。1台1台すべてがかわいい存在です。どこを切ってもブルーの血が流れるような私ですが、お客さまのニーズをしっかり受け止めながら、皆さんと一緒にバイクで楽しく、安全に遊べるお店作りをめざしています」(太田社長)

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