|
YSP富山中央の仲間たちとのツーリングを楽しんでいて気が付いたのは、みんなの倒し込みの早さ! 交差点をスッと曲がるだけでも「攻めてるな〜」と感じさせるそのライディング、秘密は路面に隠されていました。
難波 みんな勢いよくバイクを倒し込むのでちょっとビックリしたんですが、今日、初めて富山の道を走ってその理由が分かりました。路面の真ん中あたりがかなり高くなってるんですね。散水融雪をしているからだと思うんですが、これが倒し込みの早さにつながってるんです。
一同 どういうことですか?
難波 路面の真ん中が高いと、左旋回でバンクがつく形になるので、タイヤがグリップしやすいんですよ。しっかりとGがかかる分、タイヤが踏ん張ってくれるんです。みんな、左折は特に元気よく見えました。周囲の交通には十分に気を付けてほしいんですが、すっごく楽しそうでしたよ(笑)。
逆に、右折は逆バンクになるので曲がりにくく感じることが多いはずです。「左右で得手不得手がある」なんて話をよく耳にしますが、実はこういう路面状況の影響も大きいんです。
さて、今回の仲間たちのなかには年式違いのYZF-R6乗りが2人。'03モデルの五十嵐真理子さんと'06モデルの大野康秀さんは、それぞれに悩みを持っているようです。
五十嵐 難波さんのようなバランス感覚を持って、サッとUターンができたらいいなって…。
難波 バランス感覚を養うには練習が必要だけど、スーパースポーツで練習するのはリスクが高いんですよ。何度も言うようだけど、小排気量のオフロード車を使って、いろいろやってみるのが一番! バイクでバランスの取れる位置って、カテゴリーに関わらずある程度共通しているもの。オフロード車でバランスの取れる場所が分かってくれば、そのまま自然とスーパースポーツにも応用できますよ。
Uターンはね、無理しない(笑)。ポジションもハンドルの切れ角も、Uターンに向いてる作りじゃないから、「アッ!」と思った時には手遅れってことが多い。「アッ!」とならないためには、あきらめて降りて押す。これが一番安全確実です。
五十嵐 そっか。ちょっと気が楽になりました。
大野 僕はR1からの乗り換えなんですが、R6のような高回転型エンジンは、どこまで回して走ればいいのかよく分からないんです。
難波 回るまで回していいと思うよ、サーキットなら(笑)。R1は低回転域からトルクで走ることができて、街乗りでも結構ラクできるんですが、R6の場合はやはり回し切る楽しさを味わってほしいな。
大野 R1の時は、ツーリングでも軽くスロットルを開けるだけで着いていけたんですが、R6だとそうは行かないんですよね〜。
難波 いいじゃない、おいてかれたって。それだけゆっくり景色も楽しめるんだし(笑)。だってツーリングでしょう? 速く走りたいならサーキットに行かないと、免許証が何枚あっても足りませんよ。
バイクの楽しみ方って、人それぞれ自由だと思うんです。例えば速さを求めるのではなく、カッコよさでR1やR6を選ぶのもアリだと思う。僕はよくサーキット走行をすすめるけど、サーキットでも速く走るだけが能じゃないしね。自分のペースで、自分のライフスタイルに溶け込ませながら、バイクを長〜く楽しんでね。
大野 そうですよね! ちょっと気が楽になりました(笑)。
|