vol.39 YSP横浜戸塚の仲間たちと


雨で始まった夏真っ盛りのツーリング。
雲が切れ太陽が顔を出すと、強い日差しが照りつけます。
雨に打たれ、暑さにめげ、これもバイクならではの魅力…ですよね!

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1. RIDING
Talk
バイクにはやってはいけないことがある

 YSP横浜戸塚に仲間たちが集合した時には立派な雨。ところがフェリーで東京湾を横断し房総半島を走り始めると、我々の頭上に奇跡の青空が! 喜び勇んでレインスーツを脱いだものの、今度は容赦ない暑さがビシビシと…。いやはや波瀾万丈の1日でした。
 今回の参加者にはYZF-R1ユーザーが3名。歴代R1の特徴を尋ねられたのでざっと答えたのですが、興味深げだったのは最新R1ユーザーの和田友和さんです。

難波 初期型R1はバンク初期からすぐに旋回力を発揮します。切れ味鋭いコーナリングが楽しめる味付けですが、より深く寝かせようとすると反力でバイクが起き上がろうとするんですよ。サーキットでより速く旋回しようとすれば、本来バンク角は深くしたい。その時バイクが起き上がってくるので、ハイスピードでは旋回速度が上げにくく感じられる時があるんです。
 最近のR1は、公道での楽しさを重視するコンセプトを守りつつ、サーキット寄りのハンドリングになってきました。ステアリングの蛇角に依存するのではなく、バンクさせることで旋回力を増すようになったと言えます。

和田 だからかなあ、07R1はフロントが重く感じるんですよ。低速でもうちょっとハンドルが切れてくれると楽なんですが…。
難波 ハンドリングは、前後姿勢が大きく影響します。細かく減衰を調整するより、フロントサスの突き出しを増やして前下がりの姿勢を作るなどして、傾向を探ってもいいかもしれませんね。
 おっと、その前に大事なのはタイヤコンディションと空気圧チェック。ハンドリングを語るのはタイヤがちゃんとしていることが大前提ですよ〜!


 YZF-R6でゴーグル着用とちょっと変わった出で立ちなのは岩間智祥さん。それもそのはず、モタードも楽しんでいるのだとか。

難波 モタードって、すごく特殊な乗り方が求められるんですよね〜。独特な面白さはありますが、僕としてはダートトラックをオススメしたいなぁ。
 今のロードバイクは非常に高性能で誰でも乗れますが、やっぱりやるべきこと、やっちゃいけないことがある。スリッピーな路面でスリッピーなタイヤを履くダートトラックは、ちょっとしたミスも許容してくれません。それだけに、バイクの向きを変えるにはどこで何をしなければならないのか、アクセルを開けてはいけないのはどんな状況か…。そういったことが体で覚えられるんです。ミスして転んでも、速度域が低いから笑っていられるのも大切。ビッグバイクでのワンミスは、それこそ命取りですからね。


 ビッグマシンを長く楽しむには、小排気量オフロード車でマシンコントロールの基本を身に付けるのが一番。何度も言っていますが、真実ですよ!

 





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2. 今日バイ
On Tour
のんびり、ゆったり 東京湾フェリーで房総へ
 アクアラインの開通でグッと近付いた横浜方面と房総半島。確かに早い。確かに便利だ。だがしかし! 旅の風情はフェリーの圧勝である!! と、我々取材陣はフェリーによる東京湾横断を断固主張。今回のツーリングに採り入れたのだった。実際、往路は難波氏によるライディング講習会が、帰路は語り合うも爆睡するも自由と、走るだけでは得られない濃厚な時間となった。東京湾フェリーはメジャー級だが、実は日本各地で楽しめるフェリー旅。ツーリングのアイデアに困った時のフェリー頼み。これは効く。ぜひご活用ください。
DATA
東京湾フェリー
電話:久里浜 046-835-8855 金谷 0439-69-2111
運行時間:6〜20時台まで約1時間〜40分間隔で出航
所要時間:久里浜→金谷40分、金谷→久里浜35分
二輪運賃:750cc以上1,860円、750cc未満1,540円(往復割引あり)
URL:http://tokyowanferry.com/

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3. 美食探検隊
Gourmet
Expedition
獲れたての魚を美味しくいただく
房総を走るライダーなら知らぬ人はいないガッツリ食系スポットが「ばんや」。獲れたての新鮮魚介類は続々と品切れになっていくので、オーダーは早めの決断が吉。スリリングな注文もまた楽しい。
DATA
お食事処 ばんや

住所:千葉県安房郡鋸南町吉浜99
電話:0740-55-4844
営業時間:平日9:30〜19:00、土日祝9:30〜20:00
定休日:毎週火曜(祝日の場合は営業)
URL:http://www.awa.or.jp/home/hota-gk/

東京湾フェリーの房総側の玄関口、金谷の乗り場に隣接。海の幸をふんだんに使った料理の数々はどれもオススメ。シーフードカレー(945円)は緑黄色野菜たっぷり。走り疲れをスパイシーに癒す。
DATA
The Fish

住所:千葉県富津市金谷2288
電話:0120-21-6107
営業時間:物販9:00〜18:00、食事11:00〜17:30
定休日:年中無休
URL:http://www.thefish.co.jp/

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4. 攻めろ!!
B Spot
完敗! 難攻不落のネコの城
千葉県南房総市
にゃんだ! PARK
B 級度
★★★★★

100匹以上のネコが暮らす「にゃんだ! PARK」。猫ひろしのポーズとともに鼻息荒く乗り込んだが、ネコアレルギーの参加者がいたため潜入は断念。そもそも男の旅の行き先としてふさわしい選択だったのかも疑問だ。もちろん猫好きなら迷わずGO!
DATA
にゃんだ! PARK
住所:千葉県南房総市富浦町青木177の1
電話:0740-20-4125
入場料金:1,000円
開園時間:10:00〜17:00
定休日:年中無休
URL:http://www.nyanda.com/

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5. Person in the
YSP
安全をもたらす、妥協なき整備
YSP横浜戸塚
島田 祐介
店長

 YSP横浜戸塚の店内に展示されたバイクは、光り輝いている。これは紋切り型の常套句ではない。室内灯の反射度合いが違うのだ。新車を超えた輝きを放つ新車が並ぶ様子は圧巻だ。
「ポリマー加工してあるんですよ。ネルで仕上げてますから、かなりキレイでしょう?」と、島田祐介店長。
「バイクは、オーナーにとっては宝物です。だからショップとしても、バイクを徹底的に大事にしたい」
 最も徹底しているのは点検・整備だ。原付からビッグマシンまで、バラせるだけバラしての分解洗浄が行われ、些細な問題点も見逃さない。1台あたり相当な手間と時間をかけるが、「バイクに薄利多売はあり得ない」と言い切り、じっくりと点検・整備に臨む。
 ショップに勤めて7年、店長になって3年。もともとが整備好きだ。
「廃車としてお客さまが手放したバイクを、こつこつといじるのが好きなんです。ダメだったものがよくなる快感はたまらないものがある。 ボロボロだったバイクが新車より静かでスムーズに動くように変身して、近所を1周したりした時には、もう感動ですよ! もちろん大変だし、苦しくてツライ時もあるけど、それを超えるとその先が見えてくるんです。ランニングハイじゃないけど、整備ハイって感じかな」と笑う。
 中古車も、タイヤが8分山なら新品に交換する。バッテリーも交換し、ここでもバラバラにしての分解洗浄が行われる。手をかけるほど利益は減るが、
「自分たちにできることはすべてやる。ショップとしての責任は果たしたいですからね」と、問題視していない。すべては、長く安心して乗ってもらうために「果たすべき責務」なのだ。
「もうずっとこうしてますからね…。習慣になっちゃってるんですよ」
 正しい習慣を持つことほど、強力な武器はない。


取材協力ショップ
YSP
横浜戸塚
神奈川県横浜市戸塚区原宿2の14の1 TEL:045-858-5081
営業時間/10:00〜20:00 定休日/年中無休

「徹底した点検・整備を施したバイクとそうでないバイクは、長く所有するほど歴然とした差が出ます。安心のバイクライフを楽しんでいただくために、ビギナーの方にこそ、当店こだわりのアフターサービスを知っていただきたい。分かりやすい説明で全面サポートいたします。せっかくのビッグバイク、存分に乗って楽しみましょう!」(島田店長)

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