第13回「紅葉の奥多摩路を走る」
◎福生市より奥多摩湖方面へ◎

 今回は東京都福生市のYSP福生東を起点に奥多摩へと向かう。関東のライダーにとっては定番のツーリング・コースではあるが、時は紅葉シーズンの真っ盛り。途中、小雨に降られるあいにくの天候だったが、雨のおかげで紅葉の山々はいっそう輝きを増し、曇天の柔らかな光が奥多摩湖の湖畔を神秘的に輝かせた。走り慣れた地元ライダーたちですら、”こんなにきれいだったとは”とその景観を再認識。紅葉の下、情緒あふれるツーリングとなった。

湖水の緑と山の紅。今年一番の紅葉を楽しむ。

 例によって浜松の自宅より自走で東京を目指す。仕事を終え東名高速に乗ったのが夕方6時半といったところ。10時までには目的地である福生の宿に着くことができた。さて翌朝。今日のマシンは黒のTRX850。奥多摩のワインディングを走るのだから、身軽な850はベストのチョイス。といっても今回はロイヤルスターも参加している。もとよりツーリング・ぺースを超える走りをするつもりはないのだが・・・。

 まずは起点のYSP福生東をスタート。青梅街道へと入り、西へ向かう。今回はメインルートがほぼ一本道。道を間違う心配もないので、景色を楽しみながら気軽にマシンを走らせた。それにしても、この晩秋の紅葉の季節に奥多摩を選んだのは大正解。おそらく、他のあらゆる時期よりも、今が一番美しい時だろう。しかも多摩川沿いに走り、その上流に向かうにつれ、紅葉が段々と濃くなっていく。トンネルをひとつ抜ける度に、山肌に散らされた朱色の輝きがその鮮やかさを増す。私にとっては間違いなく今年一番の紅葉だ。そして迎えた奥多摩湖の湖畔の風景。淡い緑に輝く湖面と山の紅のコントラストが美しい。先行きが心配されるはっきりしない天候だったが、むしろその柔らかい光のおかげで湖畔は神秘的な雰囲気。晴天のあっけらかんとした光では、この風情は望めない。曇りのツーリングも、また楽しい。
 奥多摩湖を抜け今回もまた”例によって”高みへとマシンを向ける。奥多摩周遊道路へと入り、ビューポイントまでのワインディングの走りを楽しむことにしたのだ。先頭を走ったが、何となく後ろから煽られているような気配。後で聞いて納得したのだが、このあたりは今回のメンバーたちのホームコースだという。コーナーの隅々まで知り尽くしているメンバーも少なくないということ。なるほど、気持ちが急ぐのもいたしかたない。途中、ロイヤルスター・ツアークラシックの悠々たる走りを味わい、さらには月夜見山から望むパノラマを楽しんだあと、帰途へとついた。
 ただし今回は紅葉のほかに、もうひとつの楽しみがある。名だたる東京の銘酒”澤の井”の蔵に立ち寄る予定なのだ。もちろんお土産に一本所望するつもり。奥多摩の水と風土が醸した酒を味わってこそ、このツーリングも完結しようというものではないか。
YSP福生東→奥多摩街道→青梅市→青梅街道(411号線)→奥多摩町→奥多摩湖→奥多摩周遊道路→月夜見山→青梅街道→小内河ダム→梅沢→澤の井→吉野街道→YSP福生東

総距離約100km

協力ショップ
YSP福生東

参加ライダー

戻る

Copyright(C) 1997 YSP Members Club. All rights reserved.