第16回「臨海副都心を巡り浅草に遊ぶ」
◎川口市よりお台場方面へ◎

今回は埼玉県のYSP西川口が起点となる。ルート選びに関しては、北に向かい奥秩父を目指そうという意見も出たのだが、この季節は雪や凍結による道路のコンディションが心配。無難に、暖かい海岸線を目指そうということになった。さてどこに行くか。海を目指せば、当然都心を通過しなくてはならない。それならば、いっそのこと”都心を巡ろう”ということで意見が一致。まさに”灯台下暗し”といった決定。そして都心の海岸線と言えば今、何かと話題の”ベイエリア”ということになる。都合よくというか、メンバー達も踏み込んだことがないという。それでは、ということでレインボーブリッジまで一気にマシンを走らせようということになった。ところが、やはり大都市東京。余裕を持ってショップを出たのだが、朝の渋滞の名残りに巻き込まれなかなか都心を縦断できない。
やっとたどり着いたレインボーブリッジの上にまで車の列。ここ1年ほどで最も上達したライディングテクニック”擦り抜け”を駆使して約900mの橋を渡る。2階建てのこの橋には、上側に我々の通る高速道路、下には一般道と”ゆりかもめ”が走り、歩道まである。渋滞に進みあぐねるバイクを、レール上をタイヤでトコトコ走る”ゆりかもめ”が抜いていく。”橋上から見渡すベイエリアの風景は”などと報告したかったのだが、路肩を抜けていくのが精一杯で景色を見る余裕は一切無し。そしてお台場、13号埋め立て地。メインストリートこそトラックなどの通行が幾分あるものの、少しルートを外れると、じつに閑散としている。真新しい近代的なビルディングが、陽を浴びてメラメラと輝く。ビックサイトやフジテレビ社屋など、異形の建築物達が近未来的な雰囲気を醸す。白のTRX850が実に街の風情にマッチする。周りが海というのもまた一興。
狭い埋立地を”お上りさん”丸出しで、ぐるぐる走り回った後は、”船の科学館”にて一服。
その後、”未来都市”に別れを告げて”東京の故郷、浅草”を目指す。昼時とあって高速が空いていたせいか、難なく上野ICに到着。
まずは浅草寺雷門をくぐる。抜目のないメンバーが門前で雷おこしを買っている。ご相伴に預かり、本堂で交通安全、無病息災をお願いし”経本”を購入。
”何それ”というメンバーに、お経のありがたい言葉を2、3言って聞かせ、実は浅草へ赴いた本当の目的である”どぜう屋”へと足を急がせる。
創業190余年という老舗のどぜう屋にて”どぜう鍋”をいただく。女将の講釈を聞きながら、鉄鍋のどぜうに舌鼓を打つ。ツーリングのこういう締め方も悪くない。むしろ大歓迎。せめて一杯やれさえしたら・・・。未練のどぜう屋を後にし、なぜか心の和む下町の雑踏に再び踏み込む。今回は、わずか100Km程度走ったのみ。まだ日は高い。あと1時間も走れば終わってしまう今回のツーリングに、幾分心を残しながら帰途の明治通りにマシンを走らせた。

YSP西川口→122号線→明治通り→上野IC→首都高速→レインボーブリッジ→ビックサイト→あけみ橋→船の科学館(海王)→フジテレビ→首都高速→上野IC→駒形どぜう→明治通り→122号線→YSP西川口

総距離約100km

協力ショップ
YSP西川口
参加ライダー

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