第26回 「西伊豆のワインディングを走る」

          静岡市より西伊豆スカイライン方面へ

今回は平忠彦、メンバーともに走り慣れた西伊豆に風道(かざみち=ツーリング・ルート)を追う。現地までは高速道路を使いアクセスを短縮。西伊豆スカイラインを初めとする気持ちのいい道を楽しんだ。天候も上々。本シリーズでは初めて、堂々たる富士がその姿を現した。さらに美しい海の景色が加わり、定番のコースながら景色と走りを存分に楽しめるツーリングとなった。


西伊豆の海とワインディング最高の景色と道


 今回は静岡市内のYSP静岡中央が起点。自宅近くの浜松西インターから静岡インターまでは80Km弱の距離。当然、自走。愛車のXJRを持ち出す。
 午前7時ちょうどに自宅を出る。昨日からの雨こそ上がったものの、空には重たそうな厚い雲。この季節にしては、比較的高い気温が唯一の救いだ。たまにはツーリングで、堂々たる”富士”を見てみたいものだが・・・。
 さて平日の早朝とあって、さすがに東名は空いている。8時にはショップに着いてしまった。さっそくメンバー達と今日のルートを確認。世話役のメンバーが皆に地図を配る。
 私も1枚。ご丁寧にも”平さん”とある。B5の用紙にコピーされているのはツーリング用の地図らしく所々にバイクのマークが見える。有料道路の料金もバッチリ。高速が1350円、西伊豆スカイラインが250円。料金支払い役を仰せつかる私としては、実に有り難い。
 さらに赤いラインで予定ルートが記されているし、ショップの住所と電話番号、待ち合わせ場所のフローティングホテル・スカンジナビアと土肥金山の電話番号まで入っている。これならメンバーたちも安心だ。遅れても慌てなくて済む。かつてない用意周到さに感心。次回からの参考にしなくては。
 さて沼津まではまた東名。どんよりとした空は静岡でも相変わらずだったが、菩薩峠を越えると急に世界が明るくなった。すると突然、雪化粧の富士が視界に飛び込んできた。あまりに急で心の準備がなく、しかしそれだけに新鮮。この山の雄姿は何度見ても飽きることがない。地元のメンバー達もそうだろうか。このペースで飛ばすからには、富士など見ていないという気もしなくはないが・・・。
 沼津で東名を下り海岸線の道を走る。海面にポッカリ浮かんだ淡島が見えてくると、もうすぐ待ち合わせの帆船スカンジナビアだ。ここでタンデムの彼女と合流して、いよいよ待望の西伊豆スカイラインへとマシンを向ける。
 土肥町を出て国道136を走り、土肥峠の分岐から西伊豆スカイラインへと入る。幾度も通った道だが、何度走っても気持ちがいい。熊笹の生い茂る丘陵地帯に高速コーナーが連らなり、加えて伊豆半島を一望に見渡たそうかという高みよりの景色。関東屈指のツーリングルートを満喫。
 やがてその西伊豆スカイラインも戸田峠にて終点。予定では修善寺へと抜ける計画だったのだが、地図にも無い新しい道を発見。地元の人に尋ねると数日前に開通したばかりだという。もちろん走ってみることにする。
 さすがに道の状態はいい。所々に”動物注意”の標識はあるものの、見通しはよく走りやすい。景色もなかなかで、駿河湾が伊豆半島に鋭く食い込んだ海の様子が一望できる。
 結局、道は無事スカンジナビアへと通じ、予定のルートに戻ることができた。今回は富士も見えたし海もきれい。あとこれに温泉さえ加われば。たなびく湯煙に思いを残しつつ沼津のインターへと向かった。

今回のツーリングコース

参加ライダー

協力ショップ
YSP静岡中央

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