YSP YAMAHA SPORTS PLAZA

第42回

春の箱根路人気ルートのワインディングに遊ぶ

 

風道浪漫

平塚市より箱根方面へ

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今回は神奈川県平塚市のYSP平塚中央が起点。関東屈指の風道(かざみち=ツーリング・ルート)“箱根”までは、西湘バイパスを使えばわずかに15〜16kmの距離。地元メンバーには走り慣れた道だが、そこは平忠彦とのツーリング。共にワインディングを走るだけでも十分“収穫あり”。箱根の道は平日とあって行き交う車も疎ら。念願通り走りを堪能、ひたすら峠の道を楽しむツーリングとなった。

箱根にて。ただただ楽し峠の道

 前日に平塚市に入る。茅ケ崎海岸も近い。そうなるとビーチラインをズンズン南下して、伊豆半島辺りに出向いてみるか、という気にもなる。ところが道が混みそう。ならば箱根に頼るしかない。
 という訳で、爽やかな春の潮風を諦め、硫黄のニオイが漂う山間の温泉地を目指す(笑)。メンバーたちも箱根辺りはいわばお膝下“また箱根かよ”と言われるのを覚悟していたのだが、“気合いを入れるか”と意外に喜々とした反応。中には“平さんと走ることに意味があるんです”なんて言ってくれるメンバーもいて、“よし俺の走りを参考にしてくれ”と意気込んだ。気分も前のめり。心地よいスタートとなった。
 ところが、というか今回のマシンは“ドラッグスター1100”。しかもリヤシートには免許が無いという女の子。フォーム的には“前のめり”とはいかなそう。ただしツーリングでは、このアメリカンが意外にワインディングを楽しませてくれたのだ。
 まずは西湘バイパスを抜け、箱根ターンパイクへと入る。この道は箱根でも人気の高いルートで、快適な中高速ワインディングが続く。同じこの道を、行ったり来たりしている好き者が少なからずいたりする。その好き者が結構“曲者”なのだ。
 さすがに平日とあって、センターラインを大きく割り込みながらこっちにヨロヨロと近づいてくるサンデードライバーは見かけない。ただ、それだけに皆さん安心して攻めているようだ。2輪ならまだしも、ブラインドコーナーの向こうからドリフトまがいの4輪に突っ込んでこられては、おちおち景色も見ていられない。
 つい説教臭くなってしまったが、それでも箱根である。基本的に道は空いているのだ。これは楽しく無いわけはない。安全マージンをしっかり確保したうえで、気分よく流す走りは、ツーリングならではの心地良さ。高みよりの景色がいいいことは言うに及ばない。何度来ても飽きさせない懐の深さも、箱根の魅力だろう。
 やがてターンパイクを15kmも走ると展望ポイントの大観山へと至る。残念ながら下界の晴天をよそに箱根は曇り空。眼下に芦ノ湖こそ、その広がりを見せているが、肝心の富士は見えない。
 ただ、メンバーたちの表情は明るい。走りを楽しめた、ワインディングの余韻に浸っているのだろう。あるいは、この先芦ノ湖周辺をグルリと巡る箱根スカイライン、芦ノ湖スカイラインの道に思いを馳せているのだろうか。
 それにしても“走って”さえいれば、こんなに楽しいのだから、ライダーというのは実に単純なもの。もちろん、その筆頭が私であることは言うまでもなく…。


● 風道ツーリングトーク

● 参加ライダー

● 今回のツーリングコース

 


● 協力ショップ

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