YSP YAMAHA SPORTS PLAZA


第46回

志摩のワインディングを巡り、
鳥羽の真珠島に遊ぶ

風道浪漫 四日市市より伊勢方面へ
写真をクリックすると
拡大してご覧いただ
けます。


 今回は三重県四日市市のYSP四日市をスタート。巡るは名だたる伊勢神宮のお膝下、志摩半島あたり。まずは高速道路を利用、東名阪自動車道から伊勢自動車道へ。待望の伊勢志摩スカイラインは雨。ならばと足を延ばしたパールロードでは天候も回復、走りを楽しめた。立ち寄った鳥羽の真珠島も興味深く、雨に祟られつつも観光、走りともに楽しめる充実の旅となった。

雨の峠道。後、晴れた道。伊勢を巡る道。

 迎えた当日は、朝からの雨。例によってメンバー立ちは“平さんだから”などと、むしろ嬉しそう。変化の無いことを重々承知で、白々しく空を見上げる。
  今回のコース、伊勢の辺りは絶景のワインディングだという。走れる道と聞いて、見かけによらず機動性に優れたXVS1100を選んだ。是非ともドライな路面を期待したかったのだが……。
 雨の中、高速を走り伊勢西ICで降りる。気が付くと小降りだった雨は止んでいた。頃は9月 の上旬。厚い雲が消えると日差しは、あくまで夏。名物“赤福”のお店でかき氷などを頂きつつ、琴で知られた宮城道雄の記念碑などを眺め、のんびりと過ごす。後で思えば、この休憩のタイミングが悪かったのだ。
 この後、天気させよければ日本アルプスと伊勢湾の海、山海の景色を一気に堪能できるという伊勢志摩スカイラインに入った。ところが標高550mという朝熊山の中腹に掛かった頃だろうか、いきなり大粒の雨がポタリ、ポタリ。やがてバシャバシャと夕立様の強い雨。たまたま雨雲の下に入ったのだろうと、多寡をくくったのがいけなかった。我慢して走り続けたのが裏目に出て、休憩地点の朝熊や間展望台に着いた頃には、下着の中まで雨水がしみ込む始末。バイクを止め、逃げるようにしてお土産屋の軒下へと駆け込んだ。
 本来パノラマと称される景観なのだが、 もちろん濃い霧と強い雨に隔てられて、ほんの1〜2m先しか見えてない。とりあえずは、皆が無事であることを確認。やっと人心地付く。この悪天候の中、メンバーたちに笑顔がこぼれるのは、視界のきかない強雨の走りから、なんとか抜けだせたという解放感のせいだろう。
 そうこうして30分ほど、やっと雨も上がりはじめた。今のうちに山を降りようと、スカイラインの終点、鳥羽を目指す。
 ここでまた拍子抜けをしてしまったのだが、走りはじめて10分と経たないうちに、あろうことか路面が乾き始めた。バックミラーに、黒々 とした雲を被った山頂の景色が映っている。何のことはない、敢えて雨雲の下で右往左往していたという訳だ。
 雨を振り切り、鳥羽観光へ。昼食をとりながら、午前中の雨を挽回すべく、今回は伊勢神宮へのお参りを断念。大平洋を見渡すパールロードを走ることにする。
 念願の乾いたワインディングに身を躍らせて、眼下の海も眩しい鳥羽展望台へ。景色を堪能したものの、何だか立ち去りがたく、駐車場に留まる。地べたに車座になってマシンを語るなんて何年ぶりだろう……。バイクを見上げる視線が懐かしい。余韻を引きずりつつ、伊勢の旅の終わりを楽しんだ。


● 風道ツーリングトーク


● 参加ライダー

● 今回のツーリングコース


● 協力ショップ

YSP四日市

Copyright(C) 1999YSP Members Club.All rights reserved.