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第66回
京都市より大原方面へ 比叡山への爽快ワインディングを抜け、洛北の山里に遊ぶ
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スタートよりの雨で先行きを心配された今回の旅だったが、雨に見舞われたのは起点となったYSP伏見の周辺のみ。比叡山の山頂へと向かう快適なワインディングに至る頃には、雨もすっかり上がり、柔らかい日差しに若葉が輝く。路面 ころややウエットではあったが、数多くの見どころに加え、走りをも楽しめる古都を巡るツーリングとなった。 古都を巡り、比叡山から大原三千院へ ショップのある京都市内は夜半に降り出した雨が朝まで続き、スタートよりカッパの着用を強いられる。ここのところ天候には恵まれてきただけに、久々の雨男復活だ。メンバーたちが「やっぱりね」などとささやきあいながら、それでもにこやかなのが、せめてもの救いだ。そぼ降る雨も古都の風情としては中々なのだが、ツーリングの朝にはあまり拝みたくはない。 などとぼやきながらも、カッパを着込み、覚悟を決めて出発したのが良かったのだろうか。京都市内を抜け、田畑の広がる郊外に至るころには、雲こそ低いものの小康状態といった様子で雨も止んできた。こうなってくると気持ちも上向きで、田植えを前に水が引かれた水田の、その奇麗に撫でつけられた畦土の風情させ清々しい。やはり関西らしく、細かく区切られた水田の有り様が棚田のようでもあり、どこか懐かしい。その田の片隅に舞い降り餌を食む白鷺の、その白が印象的だった。 やがて比叡山へと向かい、琵琶湖を見下ろす頃になると、雨もようやく上がりそうな気配となる。むしろこの天候のお陰で、徐々にその連なりを見せ始めた山々の尾根に谷間に霞みが棚引き、悠久の比叡の景色一層の重厚さを与えている。沿道のあちこちに咲く桜の花や、浅緑の若葉が雨をまとい薄日に輝く。その参道というには、あまりに快適な峠道にXJR1300のエンジン音を小気味良く響かせつつ最初の目的地、延暦寺へと向かう。 ややあって比叡山ドライブウェイ沿いの駐車場にマシンを入れる。壮大なスケールを有する比叡山の全貌をうかがうにはあまりに時間が足りないのだが、ともかく東塔地区をしばらく散策してみる。比叡の歴史というよりは、駐車場手前のUターンで、転んだメンバーの話で盛り上がってしまうのは、ツーリングであるから致し方ないのだが…。 比叡山とその快適なドライブウェイを後にし、いったん引き返す形で、今度は大原の三千院を目指す。到着してみると、この地を謡ったかの有名な歌詞を刻んだ歌碑があり、つい口ずさんでみたくなる。こじんまりとはしているものの、その参道も結構な賑わいで、茶店が軒を並べ、お土産屋や手焼きの煎餅を売る店、はては占い小屋まである。かつての賑わいに心を馳せながら、ツーリングの我々としてはそろそろ昼食の湯葉の料理が頭に浮かぶのである。 |
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● 今回のツーリングコース
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