YSP

風道浪漫

第73回
八尾市より明石方面へ
明石の海岸線に遊び 六甲山のワインディングを走る

 

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   微かに秋の気配が残るこの季節に、関西で最も著名な観光地にして峠の道でもある六甲山を訪れた。 天候は晴れ。まずは神戸から明石へと続く海岸線を走り、近代的な港町の情景を楽しむ。そして復路、市に賑わう明石より目的の六甲山を目指した。海岸線に、そして山中に風道(かざみち=ツーリングルート)を追う西の風情を満喫する旅となった。

明石の海岸線を満喫。復路、念願の六甲山へ

 ついに念願かなって、今回はコースに六甲山を入れることができた。幾度となく訪れている関西地方ではあるが、かの著名な峠の道へはまだ足を踏み入れたことがない。主に天候などの関係で今まで見送っていたのだ。満を持しての六甲詣でと言うわけだ。

 当日の朝、心配された天候は上々。予定通り明石を経由して六甲山へと向かうこととなった。

 メンバーの先導でショップを出る。まずは八尾インターより高速に乗り、やや繁雑な高速道路のルートを乗り継ぎながら、大阪の街をひとまたぎに、神戸へと入る。

 街の上を走る高速の路上から、港町の景色を眺める。やがてポートピアランドが現われ、神戸のランドマークたる、赤いポートタワーが見えてきた。

 そこそこに交通量のある高速神戸線をしばらく走り、最初の休憩場所に定めたマリンピア神戸へと赴く。駐車場にバイクを止め、メットを脱ぐ。見上げた青空を真っ二つに、大きな橋が海峡を跨いでいる。明石海峡大橋である。

 海岸に佇みながら、しばしメンバーたちとお語らう。潮風に吹かれ、海を見つめるライダーたち。なかなかの絵ではある。手にしたカレーパンさえなければだが…。

 一服の後、巨大な橋脚を横目に明石大橋をくぐり、明石市内へと入る。当然、目当ては名物の明石焼。老舗にて満足の後、腹ごなしに市場を冷やかす。むしろ騒々しいくらいの活気が心地よい。やけに元気な売り子のオバチャンたちの声に見送られ、明石の街を後にする。

 帰りは、布施畑より北神戸線に乗り一気に六甲山へと至る。裏六甲、表六甲ドライブウェイと六甲の裾野を縦断。紺碧の空に秋の名残りの木々の赤が鮮やかに映える。

 その彩りのワインディングに、スクーターとは思えないアグレッシブな走りを見せるTMAXZを踊らせる。街に中に峠にと、道を選ばぬマシンのおかげで、今回は非常に楽。さすがに、冷たさを増してきた山間の風もお、いくぶん和らぐ感もなくはない。

 六甲を走ったというには、やや物足りないコース設定ではあったが、それでも山の雰囲気は楽しめた。有名な観光地だけに、週末にバイクが走れない道が多いのが気にかかりはするのだが…。

風道impression

● 参加ライダー

● 協力ショップ

YSP大阪東


● 今回のツーリングコース


平日は交通量も少なく走りを楽しめる裏六甲

八尾市内のYSP大阪東を出て、直ぐに八尾インターから近畿自動車へと入った。ついで環状線を経て明かしへと続く神戸線へ。通勤ラッシュと重なったため高速道路はかなりの渋滞だったが、神戸に入ってからは、そこそこに流れてくれた。明石からは北神戸線を使って一気に六甲山へ。裏六甲道路は平日とあって大した交通量はなかったが、表六甲道路に入り神戸の街が近づくと乗用車やトラックが頻繁に行き交うようになった。大阪市内の渋滞はいつもの通り。

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