|
写真をクリックすると
拡大してご覧いただ
けます。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
冬の季節の寒風も、幾分和らぐ快晴の下、東北自動車道から北関東自動車道を経て陶芸の里、益子へと続く道のりに風道(=ツーリング・ルート)を追う。季節柄、目的地付近の探索に励もうと、高速道路を活用し、アクセスを短縮。素朴な焼き物であふれる歴史の町を訪ね、懐かしい汽車の汽笛に耳を傾ける、いつになく古の風情に浸る懐かしい旅となった。
冬枯れの田舎道。汽笛の響く懐かしい道
目の覚めるような鮮やかな青空の下、予定の9時に都内のYSP三ノ輪をスタートする。まずは首都高へ乗り、しばらく荒川の河川敷の景色を楽しみながら走る。好天に恵まれたおかげで富士山までが、街並みの向こうに、その雪化粧の姿をくっきりと浮かび上がらせている。
やがて東北道へと入り、右の方向に筑波の山々が見えてくること、この日最初の休憩地である佐野のサービスエリアへと至る。缶コーヒーで指先を暖めながら、日溜まりに佇んでいると、重いウインタ−ジャケットを脱ぎたくなるほどに体が温まってくる。
もっとも気温は6度。走り始めればまた、寒風が身を切ることになるのだが…。
栃木宮賀ジャンクションで東北道を離れ、開通なった北関東道へと入る。それにしても真直ぐな道。あたかも地平線の向こうにまで伸びているかのようだ。TMAXのパワーにはまだまだ余裕があるのだが、ここは速度を上げたい気持をぐっと抑える。
20km弱で終わってしまう北関東道を下り、上三川の街へと入る。それぞれの農家に、母屋に棟を並べる石造りの蔵が目につく。よくみれば民家の堀も同じ薄いクリーム色である。宇都宮あたりを産地とする大谷石が、町のあちこちにふんだんに使われているのだ。この石灰質の穏やかな質感が、町に独自の風情を加えている。雰囲気のある町、といったところか。
さらに鬼怒川を越え、真岡市を抜けて、益子市へと入る。冬枯れの田んぼの景色が広がる中、野焼きの煙りがのどかに棚引いている。その田んぼの横の細道にマシンを止め、暫しの待機。真岡線にて、土日を中心に運行されているSLの到着を待ち、線路に沿うこの道を共に走ってみようという趣向である。
車窓の子供たちに手を振られる、このちょっとしたお遊びを終え、いよいよ陶芸の里へとマシンを乗り入れる。“陶芸の道”沿い店先一杯に焼き物を並べた陶芸店が目に尽き始める。さすがに200もの窯元が集うとあって、町中に益子焼があふれる。
古窯を訪ね、藍染工房を覗き、そしてお決まりの酒蔵見学。歴史薫る益子の町を堪能する。後は昼食に、益子焼の器を使うという釜飯を頂けば完璧である。
|