YSP

風道浪漫

第76回
東京都より越生方面へ
梅の花咲く山里に遊び 奥武蔵の山中、峠の道を走る

 

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 ようやく風が温み、日差しも心地好い季節になってきた。その季節を存分に楽しもうと梅の花であふれる山里と、そこから至る険しい峠の道に風道(かざみち=ツーリング・コース)を追う。季節を迎えた梅園の景色は想像以上に美しく、帰路を縫って到達した峠よりの眺めもまた絶景。山々に囲まれつつ、春の季節を満喫する旅となった。

 梅咲く里と折り重なる山々。景色を愛でる旅

今回は早朝の、いわゆるスキー渋滞を避け、やや遅めの午前9時にスタート。いつもどおりの混み具合を見える、環八から関越道へと入っていく。

 頭上の電光掲示板には、練馬より40kmの渋滞とある。ただ実際に高速道路に入ってみると、それぼどの混雑はなく、2輪の機動力のおかげもあって、通常時とかわらぬ早さで、目的の鶴ヶ島インターを降りることができた。

 とりあえずファミリーレストランでコーヒーを頂き、最初の目的地にして、そもそも今回のツーリングの目的地とも言える越生の梅園へとむかう。

 むしろここからのほうが渋滞はきつかった。鶴ヶ島の市内を抜け、秩父の山並みが迫り、周囲の畑が薄桃色に染まり始めるころ、やっと快適に走れる山里の道となる。程なく鉦や太鼓の賑やかなお囃子が聞こえてくる。梅祭りで賑わう越生梅園へと到着したのだ。

 さすがに関東三大梅園と称されるだけあって、見事に咲き誇った梅の花々で、その規模も大したもの。観光の目的を果たし、次いで走りのほうの目的である奥武蔵グリーンラインへとマシンを乗り入れていく。

 ツーリングで何度も訪れているというメンバー達の話によると、かなりの隙路で、しかもそこそこ交通量もあるという。その峠の道を走る。道の両側を鬱蒼とした杉の林が取り囲んでいるのだが、ところどころに木漏れ日が日溜まりを作っており、ハイコントラストの風景になかなか目が慣れてくれない。ハイカーや、あるいは自転車でこの峠に挑む人、果てはランナーまで。この狭い一車線の道を行く人は意外に多い。

 ブラインドコーナーの向こうからよろよろと観光のファミリーカー、あるいは飛ばし気味のRVなど、急に車が現れるから気の抜けない道ではある。ただし時折現れる高見からの眺望は素晴らしく、フットワークの軽いTMAXのお蔭もあって、注意さえしていれば、楽しめる道でもある。

 道と景色を楽しみ、昼食は峠の茶屋の手打ちソバ。見晴らしの良い屋外の席に陣を取り、ジャケットを脱ぎ、心地好い春の陽気を楽しむ。実際存分に楽しめた。週末の賑わいで、1時間以上も待つことになったのだから…。

風道impression

● 協力ショップ

YSP高井戸


● 今回のツーリングコース


眺望が素晴らしい、奥武蔵グリーンライン

スキーシーズン終盤の土曜日とあって井ノ頭通りや環八といった都内はもちろん渋滞で、関越自動車道入り口の練摩までが結構時間がかかった。その関越だが"40km渋滞"の情報が心配されたが、車は意外に流れており特に予定がおくれるということもなく鶴ヶ島ICに到着できた。越生梅園までは観光の車で時折渋滞。奥武蔵グリーンラインは道幅が狭く路面状況も決してよくないが、峠などから見下ろす景色が素晴らしく、一度走ってみたい道ではある。

 

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