YSP

風道浪漫

第81回
広島市より三段峡方面へ
涼風吹く渓谷の道と極上のワインディングロードを走る

写真をクリックすると
拡大してご覧いただ
けます。

 

 早々に迎えた台風の季節。雨混じりのスタートではあったが、やがて天候も回復。強い日差しが降り注ぐ広島北部の山間に風道(かざみち=ツーリング・ルート)を追う。まずは緑溢れる長閑な農村部を抜け、川風も心地好い渓谷沿いの道へ。さらに山間のワインディングでは、次々に現れる心地好いコーナーを満喫。景色、走り共に楽しめるツーリングとなった。

 涼風吹く緑陰の道と渓谷の景色を楽しむ

 台風の影響が心配された当日だったが、天候は薄曇り。ポツリポツリと雨が落ちてきているものの、これから向かう西の空を見やると明るい空に一部、鮮やかな青が見えている。どうやら天候は心配ないようだ。

 一応、カッパを着込んで広島市内のショップを出発。広島インターより山陽自動車道へと乗り込む。その後、わずかに走り最初の分岐で広島自動車道へと入り、次いで中国自動車道を経由して戸河内インターにて高速道路を降りた。時間を節約するための高速道路の利用だったが、このルートは予想以上に快適。緑の山の連なりに、あたかも道が分け入っていく感じで、景色を眺めていれば飽きることがない。快晴の下、トンネルを抜けると土砂降りの雨が待ち受けていたりと、文字通り変化に富んだ高速クルーズを楽しめた。

 高速を降りてしばらく川沿いの道を走る。道際まで迫る山々と、その緑を映して静かに流れる川面の緑。そして時折、その広がりを見せる豊かな田畆。溢れる緑の中をのんびり走り、やがて186号線を迎える。

 まずは最初の休憩ポイントに決めた温井ダムを目指す。渓流脇をしばらく走ると、その目的地の建造物が巨大な全容を現わした。休憩がてらダムを見学したのち、再び山間を走る186号線へと戻る。

 しかし、快適な道。ほどよいカーブを示すワインディングには、生い茂る樹木が緑のトンネルを造り、爽やかな緑の風が吹く。渓谷の清流を眺め、ダム湖を渡り、そしてハンドリング自慢のXJR1300を、くねった道に踊らせる。

 まさしくツーリングライダーのためにあるかのごとき素晴らしい道。聞けば、むしろ今回は足を延ばせなかった、この先の日本海へと向かう道が、さらにも増して素晴らしいのだとか。次の来訪に楽しみを残しつつ、目的地の三段峡に向かった。

 訪れた観光地は平日とあって人もまばら。お土産屋の番犬さえも眠そうだ。ともかく平日運休を決め込んだ観光渡し船の船着場に降りてみる。

 渓谷の岩に腰を下ろし、暫し静謐の中に佇む。静かな水面を眺めながら、存分に楽しめた、今日の走りの余韻に浸ってみた。

風道impression

● 協力ショップ

YSP高陽


● 今回のツーリングコース

走り、眺望共に楽しめる186号線はお勧め
まずはYSP高揚近くの広島ICより山陽自動車道に乗り、広島Jctで広島自動車道へと乗り換え、さらに広島北Jctから中国自動車道hと入り、10kmを走った後と河内ICで降りた。山間部を縫って走る自動車道は度々トンネルが現われるものの山々の美しい景色が楽しめる。自動車道を降りて暫くの後、186号線へと入ったが渓谷沿いに路面状況も良好な程良いワインディングが続いており、深い緑の中、眺望、走りとも存分に楽しむことができた。

 

 

Copyright(C) 2002YSP Members Club.All rights reserved.