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梅雨入りを目前に控え、季節はまさしくツーリングの時。今回は房総半島を横断するルートに風道(かざみち=ツーリング・ルート)を追う。しぶきの上がる海辺に佇むと日差しも眩しい上々の天候。変化に富んだ海岸線の景色を楽しみ、賑わう港町を散策する、潮の匂いも濃厚な海風を満喫するツーリングとなった。
海と町と食。風情にひたる旅
時は6月の初旬。梅雨入りに、いくばくかの猶予を残す、まさしく絶好の季節である。幸い起点となるショップは、都内とはいえ極めて千葉よりのロケーション。ならば、ということで、アクセスを考慮。房総半島の付け根を東西に横断し、本州最東端に位置する港町を目指すことにした。
まずは九十九里の海岸へ。高速を乗り継ぎ、九十九里の浜辺を走る九十九里道路へと入っていく。幾度か訪れている九十九里ではあるが、この有料道路からの眺望は、まさしく絶品である。
あたかも広大な房総の白浜を望み、真っすぐに伸びた道が上下のうねりを見せる。“波乗り道路”と呼ばれるゆえんである。
残念ながら今回のルート設定では、この眺望の道はわずか5、6kmほどで終わってしまう。短時間のクルーズではあったが深い印象を残す、まらしく風道にふさわしい道であった。
やがて道はビーチラインに連なっていくのだが、この道は名前のわりには眺望は今ひとつ。なかなか海が見えないというのがその理由なのだが、見事に生い茂った松林は、海岸沿いの風情も濃厚で、この道の最大の魅力になっている。しばらく走った後、やはりせっかくの九十九里浜である。広大な浜の景色を楽しみたいと、駐車場にマシンを止め、しばし波打ち際にての一服とする。
あいかわらず荒々しい大平洋からの波を待ち、波間に見え隠れするサーファーたち。犬を連れ浜辺の散歩を楽しむ人。肌を焼く女性。そして釣り人。さきほどは、地引き網に興じる一団を見た。人々が海に親しむ姿に心が和む。ジャケット姿にブーツという場違いな我々も、その恩恵にあぶかる一員ではあるのだが…。
道を進み、九十九里の浜が終わりを迎えると、灯台で知られた犬吠の岬までは距離はない。そそり立つ絶壁の屏風ヶ浦が港町を目前にしたクライマックスで、この辺りからは、波に削られた岩肌が剥き出しの実に荒々しい海の景色が展開されていく。
銚子の町に入ってしまえば、狭い範囲に見所も多く、観光気分を満喫できる。もっとも古より知られた港町。一番の魅力は、その豊富な海の幸だったりするのだが…。
● 今回のツーリングコース
| 眺望、走り共に楽しめる九十九里道路 |
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YSP京葉を出発すぐに京葉道路に乗り、千葉東金道路、東金九十九里道路と乗り継ぎ、九十九里道路へと入った。通称“波乗り道路”と呼ばれるこの有料道路は道、眺望ともに素晴らしく、是非とも走りたい道。つづく九十九里ビーチラインは、防風林に視界を遮られ海の景色はほとんど望めない。そのビーチラインを抜け銚子市へと入ると海の景色も一変。屏風ヶ浦を始めとする迫力ある景色を楽しめる。銚子を巡った後は、東関東自動車道より帰路についた。
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