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起点となったのは、北九州の小倉。九州の玄関口を発し、大橋で知られた関門海峡を渡り、下関から豊北へといたる、海岸線の道に風道(かざみち=ツーリング・ルート)を追う。
当日は天候にも恵まれ、人気の海沿いルートの脇に青く輝く海が広がる。たどり着いた角島の大自然に抱かれつつ、響灘の海を満喫する旅となった。
海峡の風。島の風。海を渡る風
天候は快晴。今回は九州の玄関口である小倉のショップが起点。その玄関口より出て本州へと逆に戻るルートを選んだ。美しい海の景色が楽しめるという人気のシーサードコースということで、この好天に期待も高まる。
ショップを出てすぐに九州自動車道へと入る。風頭山などの景色を眺めていると、やがて最初の休憩ポイントに決めた、めかりパーキングに到着した。
このパーキングからの眺望が抜群だった。関門海峡と、その海をまたぐ関門橋とを一望できるのだが、思いのほか海の青が濃い。見渡せば海が陸地に複雑に入り組み、その水辺にまで山の緑が迫っている。そして海岸沿いにひしめく港の景色、息づく造船所。さらには広がる住宅地。大自然の風景と、人の営為との見事な融合が眼下に展開されていたのだ。
そのパーキングをあとに関門海峡を渡り本州へと上陸。119号線へと入っていったのだが、かつては北浦街道と呼ばれ、現在は長門ブルーラインとも称されている、この海辺を走る道がよかった。特に北上するにつれ、いかにも日本海の荒波にもまれてきたという、岩々の転がる荒々しい景色が展開され、青く澄んだ海の景色とあいまって、その眺望は見事である。
そのブルーラインを50kmほど走った頃だろうか、突然巨大な橋が目に飛び込んできた。
自然の風景に突如現れた人工物。ちょっとした驚きを覚えたのだが、その橋下に広がる海を見て再び驚いた。その見事なコバルトグリーン、あるいはエメラルドグリーンのコントラスト。あたかも沖縄あたりの海を思わせるような、神秘的な美しさなのである。
その美しい海に分け入るようにして角島大橋を渡り、角島へと上陸する。海を見渡す大自然の中に、整備された道路が延びている。景色を楽しみながらのんびり流すには最高のロケーションである。
やがて目的地の角島灯台へと到着。駐車場の脇に土産屋や、軒先でサザエやイカを食べさせる店が並び、香ばしい香りが漂っている。
潮風と海の幸を焼くかぐわしい風。足は自然にオバチャンの店へと引き込まれていくのであった。
● 今回のツーリングコース
| 角島周辺の海の景色は一見の価値アリ |
北九州市のYSP小倉をスタートしショップ近くの小倉東ICから九州自動車道へと乗り、めかりPAにて休憩。関門海峡の景色を楽しんだ後は191号線を北上し角島を目指した。この長門ブルーラインと呼ばれる海岸沿いの道はその名にたがわず海の景色を堪能できるお勧めの道。また角島大橋から角島島内にかけての道からの眺望は絶景で整備も行き届いており快適な走りを楽しめる。191号線から角島へと至る道は中国地方屈指の一度は走ってみたい道だ。
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