“ここだけの話”に沸いた平VS柏のトークショー


 今回、風道浪漫スペシャルの会場となったのは山梨県山中湖村の村営キャンプ場。平氏いわく「しっとりとした雰囲気のいいところ」ということで、湖畔の広場に特設会場を設営。斜面の木立をバックに、約100人が見守るなか、メインイベントのトークショーが行われた。
 平忠彦の“生の声”が聞けるとあって参加者たちの期待も高い様子だったが、今回は特別に強力な助っ人が登場。本誌でもお馴染みのバイクジャーナリスト、柏秀樹氏。そのバイクに関する博識とテンポのいい“喋り”は定評のあるところ。
 まずは「今日はここでしか話せない話題で行きましょう」と柏氏。中には平氏本人より“本人について詳しい”という平ファンの参加者もいるということで「まだ知られていない平さんを」ということになったのだ。
 実際、今回の参加者の中には“平さんと同じバイクに”ということでXJR1200はもちろん、BMW・R1100RTをも購入。しかも車のボルボまで同じタイプを持っているというから、凄いというか何というか…
 ともかく話は、少年時代に近所の農道で練習、さんざんたんぼに突っ込んだ話で始まり、サンマリノGPでの逆転劇やレースの裏話。さらには昨年の柏氏とのオフ対決?に至るまで、話題は尽きない。中には意外な“本音”が飛び出す場面もあったが、残念ながら誌面でのご報告は各方面に“問題アリ”ということで割愛。その辺はやはり参加者だけの特権といったところ。
クールな“静”の平に、ハイテンション柏の“動”の絶妙な組み合わせでトークは進み、レースやバイク、そしてツーリングと、ファンならずとも興味深い、それぞれの思いが披露された。ともかく日頃から“一人でも多くのライダーと接したい”という平氏だから“寡黙”なイメージを返上するファンサービスが印象的で、もちろん柏氏の“喋り”は当然のごとく冴えまくる。最後は平氏がツーリングに目覚めた今の心境を“ただバイクが好きだった少年時代に戻っただけ”と締め括った。
 トークの後は、遠来賞など各賞の発表にプレゼント大会。そしてざっくばらんのサイン会。最後に浜松の自宅へと帰る平氏を皆で見送って、ミーティングの終了となった。

「僕は練習して自信をつけてから人に言うタイプ」との平氏に「やれもしないことを“やれる”といっといてから取り組むのが私」と柏氏が受けて始まったトーク。最後は「次のミーティングも全員が無事に参加できることが大切」との柏氏を受け「ツーリングライダーにとって最も大切なテクニックは“安全”に走ること。また会えることを楽しみにしています」と平氏が締め括った。

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