




もっと先へ、ずっと遠くへ。
この、心躍る、エキサイトメント溢れる走り。それは、ツーリングにこれまでにない新たな悦びをもたらす。
そのスタイルは、ライダーの心を遥か彼方へと駆り立てる。
精悍と上質、さらに獰猛と繊細が美しく融合する。ライダーの心を捉えて離さない、スポーティかつアグレッシブなアピアランス。
そしてパワフルかつスムーズなエンジンは、日本のさまざまなステージを前提に、徹底してチューニングされた。
ライダーの意志に忠実に、アクセルワークに速やかに反応する、このリアル・レスポンス。エキサイトメント溢れる走りを誰もが、しかも気軽に味わえる。
さらに、そのステージは限りなく広い。
街を抜け、郊外へ。
ハイウェイへ、ワインディングへ、そして待ち望んだグランドツーリングへ。俊敏な走りがもたらす楽しさ、そして爽快感。
この悦びに満ちた新たな体験は、いまあなたの眼の前にある。

コンパクトな燃焼室、ハイリフトカム機構などを備え、ボア×ストロークは77.0×53.6mmのビッグボア・ショートストローク。加えて市街地、ハイウェイ、ワインディングなど、日本の道のさまざまな走行状況を前提に、徹底したチューニングを施している。とりわけ中速域での「駆動力」を体感できるエンジン特性実現のため、圧縮比やサブスロットルバルブ併用フューエルインジェクションなどを最適化。結果、10.5:1の圧縮比から9,000r/minで最高出力を発揮する。従来の大排気量エンジンのイメージを覆す、ワインディングや実用域でのパワフルさとスムーズな扱いやすさ。加えて、胸のすく加速感も両立させている。

ドライバビリティと環境性能を両立させるため、サブスロットルバルブ併用のフューエルインジェクションを搭載。インジェクターは、プレート型のロングノズル・高ダイナミックレンジ型。メインのスロットルバルブ作動に加え、サブスロットルバルブではエンジン回転数・スロットル開度などの情報をECU経由で反映させ、モーター駆動で緻密に制御。吸入空気の流速を的確にコントロールし、回転全域での最適な燃料噴射を実現、低中速での優れたドライバビリティを引き出している。

ヤマハ独自の制御鍛造技術による鍛造ピストンは、金属組織がより緻密でバラつきが少なく、高強度かつ軽量。またコンロッドは表面強度を上げる浸炭処理に加え、真円の大端部にくさびを打ち込み衝撃的に破断させ、再びボルトを締めて高い精度を確保するFSコンロッド(Fracture Splitting Connecting Rod)を使用。さらに高剛性を確保できるクローズドデッキシリンダー、優れた放熱性と剛性バランス最適化に貢献するライナーレス直メッキシリンダーなどを装備している。

優れた排気効率とダイナミックかつ凝縮感あるシルエットの両立を目指した、チャンバーレスマフラーとショートタイプサイレンサー。排気管長、各パイプサイズなどの最適化を図ったこのシステムはエンジン特性を効果的に引き出し、優れたトルク特性を達成するとともに、個性的なスタイリングを強烈にアピール。また、排気管内の圧力をコントロールし排気効率アップを図るEXUP、さらには最適な燃料供給で触媒機能を効果的に引き出す酸化触媒をマフラー内に装備。フューエルインジェクションとの相乗効果で、環境にも配慮※している。なおマフラー内はヘキサゴン形設計として、良好なスペース効率を実現した。
※平成19年度国内排出ガス規制に適合

重量当りの剛性値が高く、剛性バランスに優れたアルミ製メインフレームとリアフレーム。縦・横・ねじれ方向の最適バランスを実現するため、ピボット周辺およびヘッドパイプ回りのアルミ材の肉厚を段階的に、ミリ単位で設計。この開発手法が、高次元でスポーティなハンドリングに貢献している。またエンジンの懸架方式では、エンジンを車体強度メンバーとして活用。エンジン後方のクランクケース上下4箇所と、シリンダーヘッド背面左右2箇所のリジッドマウントとした。エンジンをフレームから吊るすこの方式は、優れた縦剛性を引き出し、高い旋回性能を引き出すポイントともなっている。

リアアームには優れた剛性バランスはもちろん、美しい外観品質を実現するため、ヤマハ独自の製造技術・CFアルミダイキャスト技術を投入。コンパクトな3軸配置のエンジンともあいまって、リアアームの長さを629mmのロングタイプとすることが可能となり、走行中のチェーン張力が駆動力に及ぼす干渉を最小限に抑え、優れた旋回性能を引き出している。

フロントサスペンションには、インナーチューブ径43mm倒立式フォークを採用。良好なクッション特性と、クイックなハンドリング特性を両立している。また、独自の左右分担減衰力発生方式を採用。圧側は左側、伸側を右側フォークで発生させるこの方式は、減衰力発生用のオイルの流れが常に一方向となり、セッティングの容易さに繋がる画期的なシステムとなっている。


高い運動性能に対応し、大径320mmディスクのフロントブレーキには、剛性の高いMOS×64キャリパーを装着。またリアは、外径245mmディスクプレートと1ポッドピンスライド方式キャリパーの組合わせが、リッターマシンに相応しい制動力とコントロール性に貢献。タイヤはフロント120/70 ZR17 M/C(58W)、リア190/50 ZR17M/C(73W)のラジアルタイヤを装着している。

さまざまなパーツが融合しながら、ひとつの塊を造り上げていく「モノライト・フィール」。フレームはエンジンを抱きかかえるような構成として、コンパクト感を強調。FZ1では一体感を強調する異形ヘッドライト&メーターが、FZ1 FAZERではフロントカウルとボディとの一体感が、加えてショートマフラーなどが、エンジンを中心とした全体のコンパクト感、パワーの凝縮感を主張。さらにトップカバー付タンク、テール回りの個性的なデザインなども大きな特長となっている。ボディカラーは、FZ1ではブラックメタリックXを新採用。足回りやマフラーもブラックアウトし、全身で精悍さ、力強さをアピールしている。またFZ1 FAZERは「スポーティ&スピーディ」がコンセプト。カジュアルなスポーティさを表現したブルーイッシュホワイトカクテル1と、質感+力強いイメージのブラックメタリックXの2タイプをラインナップ。ホワイトにはスポーティイメージの新グラフィックも新たに採用した。

下半身でマシンを心地よくホールドできる良好なポジション実現のため、エンジン搭載位置をフロント寄りに設定。1,460mmのホイールベース、キャスター角25度、フォークオフセットを25mmとしてフロント回りのディメンションの最適化を図った。また18リットルの大容量を確保しながら、ライダーの着座位置を可能な限り前方へ設定できる燃料タンクに加え、前後長に余裕のあるシートは、前寄りに着座することでフロントタイヤを近くに感じる操縦性を得ることができる。エンジン搭載位置最適化などの効果とあいまって、扱いやすく、軽快なハンドリングを実現している。

快適性とサポート性の最適バランスを目指したシートは、内部の硬度・弾性・形状の最適化を図り、優れた乗り心地に貢献している。またFZ1 FAZERではタンデムでのツーリングも考慮し、より快適性を追求した形状とし、グラブバーも備えている。

前後ホイールは、ハブ・リム間の剛性特性の最適化を図った軽量5本スポークタイプで、独自の板厚最適化技術を投入。軽量ながら高強度を両立するとともに、スポーティで精悍なデザインとなっている。
マシン同様に凝縮感をイメージしたメーターパネルには、左側にデジタル表示の速度計、右側にアナログタコメーターを配置。メーター照明は、イグニッションオンでバックライトが少しずつ浮かび上がるフェードイン機能付。エンジンスタート時のマン・マシン・コミュニケーションをいっそう楽しめるアイテムとなっている。またバックライト輝度の調整機能、イモビライザー機能(盗難抑止装置)も標準装備している。
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¥1,050,000 (本体価格¥1,000,000) |
|---|---|
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認定型式/原動機打刻型式 |
EBL-RN21J/N518E |
|---|---|
全長×全幅×全高 |
2,140mm×770mm×1,205 mm |
シート高 |
815mm |
軸間距離 |
1,460mm |
最低地上高 |
135mm |
車両重量 |
225kg |
舗装平坦路燃費 |
21.0km/L(60km/h) |
原動機種類 |
水冷・4ストローク・DOHC・5バルブ |
気筒数配列 |
直列4気筒 |
総排気量 |
998cm3 |
内径×行程 |
77.0mm×53.6mm |
圧縮比 |
10.5:1 |
最高出力 |
69kW(94PS)/9,000r/min |
最大トルク |
80N・m(8.2kgf・m) /7,500r/min |
始動方式 |
セルフ式 |
潤滑方式 |
強制圧送ウェットサンプ |
エンジンオイル容量 |
3.8L |
燃料タンク容量 |
18L |
燃料供給 |
フューエルインジェクション |
点火方式 |
TCI(トランジスタ式) |
バッテリー容量/型式 |
12V, 11.2AH(10H)/YTZ14S |
1次減速比/2次減速比 |
1.511(65/43)/2.647(45/17) |
クラッチ形式 |
湿式多板 |
変速機形式 |
常時噛合式6段/リターン式 |
変速比 |
1速 2.533 2速 2.062 3速 1.761 4速 1.521 5速 1.350 6速 1.208 |
フレーム形式 |
ダイヤモンド |
キャスター/トレール |
25°00′/109mm |
タイヤサイズ(前/後) |
120/70ZR17M/C(58W)(チューブレス)/190/50ZR17M/C(73W)(チューブレス) |
ブレーキ形式(前/後) |
油圧式ダブルディスク/油圧式シングルディスク |
懸架方式(前/後) |
テレスコピック/スイングアーム(リンク式) |
ヘッドランプ種類/ヘッドライト |
ハロゲンバルブ/12V, 60W/55W×2 |
乗車定員 |
2名 |
※都合により製品の仕様を予告なく変更する場合があります。